注文住宅だからこそ広さを追求できる

注文住宅は狭いイメージがあるかもしれませんが、実は建売住宅より広くすることが可能です。施主が予算を決めて施工会社に依頼するので、資金に余裕があれば大豪邸でも建てられます。マンション生活から注文住宅にシフトする人は、広々とした家に住みたいという夢を持っていることが多いです。近年は平屋のバリアフリー空間を希望する人が増えており、階段がなく段差が少ないので視覚的な解放感があります。生活空間にゆとりをもたらすには、十分なスペースが必須になります。一般的に駅前から離れている土地は地価が安くなるので、こうした場所を狙って注文住宅を建てるのも手です。周辺アクセスと住宅の広さを天秤にかけ、折り合いをつけていきましょう。

生活動線と収納にもこだわれる

それぞれの家庭によって最適な生活動線は変わってきます。注文住宅が注目されているのは、自由な動線を実現できるからです。朝の時間帯は家族がリビングに集まり、食事・洗顔・歯磨きといった行動が重なることで、部屋に渋滞が発生することがあるでしょう。夫婦だけで生活しているときは狭いとは感じなかったのに、子どもが生まれたら急に狭くなったという話はよくあります。注文住宅ならば収納場所を増やし、また収納スペースを大きくするなどし、部屋が散らかるのを防げます。自由度の高い設計が可能だからこそ、ゆとりある空間が手に入るのです。水回りが混雑して不便に感じるのであれば、設備を増やして部屋内の混雑を緩和することもできます。