収納の使いやすさにこだわった設計
キッチンの見た目だけでなく機能性にもこだわりたいのなら、床下収納や吊り戸棚のあるキッチンを設計してください。床下収納の数や位置を指定できるのも注文住宅の魅力で、調味料や酒類を保管するのに適した大きさの床下収納を作れます。ワインなどの温度の変化に弱い酒類を保管するために、断熱性の高い床下収納を作ってほしいと指定できるのも注文住宅の利点です。食器や調理器具を収納するための棚が扱いにくいキッチンにならないように、可動式の吊り戸棚を設置してもらうのもおすすめです。吊り戸棚が上下に動くために、高いところに手を伸ばさなくても食器や調理器具を取り出せます。キッチンのデザインに統一性を出せるように、吊り戸棚の色合いやサイズも指定してください。
コミュニケーションの取りやすさを意識
家族がキッチンで調理をしている時に、コミュニケーションが取りにくい構造にならないように意識しながら、注文住宅の間取りを決めてください。リビングからキッチンまで声が届きにくい構造になると、家族が会話をする機会も減ってしまいます。家族が顔を合わせて話す機会が増えて、住宅内の雰囲気が明るくなる対面式のキッチンはおすすめです。照明や雑貨なども含めてキッチンの雰囲気を一致させることで、居心地の良い空間を作れます。気持ちが落ち着く空間を作るために、キッチンのインテリアに使うカラーは3色以内になるように意識するなど、自分の中でルールを決めることも重要です。注文住宅ならカフェ風やアーバンモダンなどのテーマを決めて、キッチンのデザインを作ることで家族全員の満足度が高くなります。